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橋掛り


はしがかり

能舞台で、見所に突き出している本舞台と鏡の間をつなぐ、橋のような部分の名称。単なる通路ではなく、例えば幕の奥を「幽界」、本舞台を「現世」と位置付け、その間をつなぐものとなぞらえるなど、様々に見立てて用いられる。本舞台から幕に向かって大・中・小の松が植えられており、順に一の松、二の松、三の松という。この松の前で演技をすることも多く、演技・演出上の重要なポイントでもある。

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