« 乱拍子 | メイン | 枕ノ扇 »

達拝


たっぱい

能・狂言の型のひとつ。両肘を強く張り、握った両手を合わせて額の前あたりに高めに出すこと。一種の拝礼、敬意の表現で、神楽(かぐら)や男舞などの冒頭やワキの名ノリの後などにみられる。似た型に「合掌(がっしょう)」があるが、合掌は手を握らずに開いて合わせ、肘の張りも緩やかである。また、手に扇などの持ち物を持つ場合も、達拝は普通に持ったまま握った両手を合わせるが、合掌は先端を顔の方に折り返して持つなどの違いがある。「立拝」とも書く。

the能ドットコム 本サイト

クレジットお問い合わせ運営会社
Copyright© 2024 CaliberCast, Ltd All right reserved.