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下間少進


しもつましょうしん

1551(天文20)~1616(元和2)年。戦国時代末期から江戸時代初期の本願寺の坊官で、素人の能役者。仲孝、仲之、頼之、仲康ともいい、法名は性乗、能の芸名は素周。下間家は代々本願寺に仕えた家柄で、外交手腕に秀でたことから織田信長などの信望も篤く、31歳のころには僧の最上である法印に昇進した。能とのかかわりは、重傷の金春大夫笈蓮を救った縁で、笈蓮に師事して金春流の秘伝を次々に受け、各座の大夫以上に舞台を勤め、伝書型付も著した。自身の演能記録「能之留帳」によれば、66歳で没するまでの約30年間に1200番近い能を舞っている。豊臣秀次をはじめ諸大名に能を教え、天皇の御所である禁裏でも能を披するなど、素人ながら時代を代表する能役者であった。

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