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番外


ばんがい

江戸時代、能・狂言は幕府の式楽とされ、各流派は幕府や藩主に「書上げ(かきあげ)」と称する上申書を提出し、流派の現状を報告していた。書上げの重要項目の一つに「名寄」と呼ばれる現行曲一覧があるが、これに含まれない曲を番外曲(番外)という。明治時代以降に作られた新作も番外に扱うことが多い。また、能・狂言をお稽古事として愛好する人々の発表会で、プロの演者が演じることがあるが、これを区別して「番外」と表記することもある。

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