おきなかざり
式三番(翁)を上演する際に、揚幕の奥にある鏡の間に設える祭壇のこと。流派によって異同があるが、上段には、神体である白色尉・黒色尉と鈴を納めた面箱、翁烏帽子、翁扇、御神酒を飾り、下段には三宝に載せた洗米、粗塩、土器のほか、火打石なども置く。開演直前に身を清めるために行う「盃事」では、鏡の間に集まった出演者が御神酒を頂いて洗米を口に含み、粗塩を身体に振りかけて切火を受ける。
式三番(翁)を上演する際に、揚幕の奥にある鏡の間に設える祭壇のこと。流派によって異同があるが、上段には、神体である白色尉・黒色尉と鈴を納めた面箱、翁烏帽子、翁扇、御神酒を飾り、下段には三宝に載せた洗米、粗塩、土器のほか、火打石なども置く。開演直前に身を清めるために行う「盃事」では、鏡の間に集まった出演者が御神酒を頂いて洗米を口に含み、粗塩を身体に振りかけて切火を受ける。