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こ (一覧)


光悦謡本(こうえつうたいぼん)

謡本の一。桃山~江戸時代はじめの慶長期に刊行された、古活字による観世流の謡本。光悦流の書体で書かれる...

後見(こうけん)

能・狂言で舞台の進行を監督する役のこと。正式の後見はシテと同格かそれ以上の演者が勤める。小道具などの...

幸清流[小鼓方](こうせいりゅう[こつづみかた])

小鼓方の流派のひとつ。古くは幸清次郎流とも言った。小鼓方幸流の二世で名人と言われた五郎次郎正能(15...

小歌(こうた)

能・狂言の中で、室町時代の俗謡を取り入れたとされる部分のこと。「放下僧」「花月」「藤栄」などにあり、...

小歌節(こうたぶし)

能・狂言の中で、室町時代の俗謡を取り入れたとされる部分のこと。「放下僧」「花月」「藤栄」などにあり、...

幸流[小鼓方](こうりゅう[こつづみかた])

小鼓方の流派のひとつ。古くは幸五郎次郎流とも言った。流祖の幸四郎次郎忠能(1507-1580年)は宇...

子方(こかた)

能で子どもが扮する役のこと。シテ方から出る。「鞍馬天狗」の牛若丸や「隅田川」の梅若丸などのように、子...

小書(こがき)

能、狂言の特別な演出のこと。番組の曲名の左脇に、演出の名称が小さく表記されることから「小書」という。...

国立能楽堂(こくりつのうがくどう)

1983年9月、東京・千駄ヶ谷に開場した国立の能楽堂。年間60日程度の自主公演のほか、能楽師主催の公...

腰巻(こしまき)

装束の着方のひとつ。「羽衣」の天女など、能に登場する女性の役に多く用いられる。摺箔の着付の上に縫箔な...

腰蓑(こしみの)

装束の一。漁師や猟師、製塩のために海水を汲む汐汲みなど、賎しい生業に携わる役に用いる。通常のものは苧...

小袖(こそで)

現代の着物の形に近い、袖口が小さい着付のこと。形状からの名称で、唐織、厚板、縫箔、摺箔、白綾、白練、...

小鼓(こつづみ)

小鼓方が用いる打楽器。単に「鼓」ともいう。馬の皮を張った表革と裏革を麻製の調緒(しらべお)で繋ぎ合わ...

コトバ(ことば)

謡で、節付がなく言葉を中心に謡う部分を指す。謡本で、言葉の横にゴマ節(詞章の横についているゴマ形の節...

小道具(こどうぐ)

舞台で用いる道具のこと。面・仮髪・装束は含まない。手に持つものは「持ち道具」、身につけるものは「帯道...

こはぜ(こはぜ)

足袋の甲の外側の布端、かかと側についている薄い金具のこと。甲の内側の布についている掛け糸に引っかけて...

小舞(こまい)

狂言方が舞う舞のひとつ。概して短い舞が多い。詞章は、「七つ子」「宇治の晒(さらし)」など当時の流行歌...

小町物(こまちもの)

平安時代前期の歌人で六歌仙のひとり、絶世の美女としても名高い小野小町を扱った演目のこと。「関寺小町」...

コミ(こみ)

謡や囃子、型など、様々な場面で重視される「間」のこと。音として外には出ない事が多く、演者の内側で「ツ...

込ミ(こみ)

謡や囃子、型など、様々な場面で重視される「間」のこと。音として外には出ない事が多く、演者の内側で「ツ...

小結烏帽子(こゆいえぼし)

被り物の一つで、子方が用いる折烏帽子(侍烏帽子)の一種。折烏帽子を頭につける際、古くは髪を束ねた髻の...

金剛流(こんごうりゅう)

能のシテ方の流派のひとつ。流祖は室町時代の坂戸孫太郎氏勝(1280~1384年)と伝える。鎌倉時代か...

金春札(こんぱるさつ)

能のシテ方・金春流の金春宗家は、豊臣秀吉に所領を与えられて以降、奈良に領地を持ち、江戸時代末には領内...

金春禅竹(こんぱるぜんちく)

1405(応永1212)年~1470(文明2)年?。室町時代中期の能役者・能作者。名は七郎氏信(うじ...

金春流(こんぱるりゅう)

能のシテ方の流派のひとつ。大和猿楽四座のうち最も歴史が古く、飛鳥時代の秦河勝を初世と伝えるが、南北朝...

金春流[太鼓方](こんぱるりゅう[たいこかた])

太鼓方の流派のひとつ。惣右衛門流ともいう。流祖は金春禅竹の伯父にあたる金春三郎豊氏(1458年没)で...

五番立(ごばんだて)

江戸時代に能が幕府の式楽としても演じられるようになると、正式な上演形式は一日五番と定められた。その上...


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