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ハル


はる

謡や掛声の音高を高くすること。「もっとハッて」のように用いる。謡は上音・中音・下音が音階の柱になっているが、中音から上音にあげることも「ハル」という。また、湿度の低い冬季などに、小鼓や太鼓の革が乾きすぎて音に深みがなくなっている状態を「革がハッている」という。

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