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ボウジ


ぼうじ

包帯状の細長い布。美観や強度を増すため、竹製の作り物や棒状の小道具(道具の柄など)に巻く。無地は頻繁に使われる白以外にも赤や紺が、縞模様の「段ボウジ」には地色が朱系の紅入と青系の紅無がある。紅入の段ボウジを「紅段(こうだん)」ともいう。車や宮などの作り物を飾るため、段ボウジを千鳥掛けにして用いることもある。作り物は上演のたびに作るのが原則のため、終演後はボウジも取り外し、綺麗に巻き直して次の舞台に備える。「棒地」「帽子」「包地」とも書く。

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