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笛筒


ふえづつ

能管(能の笛)を納める筒型の容器。舞台では演者の右腰に差す。木型に和紙や布を張り重ねて成型した後、外側を漆で塗り固める。美麗な蒔絵を施した美術的価値の高いものも多い。筒の途中には鐶をつけて組紐の緒をつける。この緒を袴の紐に絡げて万一に備える流派もある。筒の底には孔を穿ち、美しい金具を嵌めたものもある。

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