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鏡板


かがみいた

能舞台の正面の羽目板のこと。大きな老松が描かれている。鏡板の老松は、奈良県春日大社(かすがたいしゃ)の「影向(ようごう)の松」であるとされ、この松の前で春日大明神が舞を舞ったという伝説がある。影向の松とは、神が天から地上に降りてくる憑代であるとも言われている。鏡板に向かって右側にも羽目板があり、多くは若竹が描かれているが、これを「脇の鏡板」ともいう。

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