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能「道成寺」で舞台中央に吊り下げられる「鐘」は能の作り物の中で最大で、相当の重量がある。この「鐘」に関して責任を負うシテ方の後見を鐘引、鐘引後見、または鐘後見という。鐘後見はシテが鐘に飛び込む「鐘入り」の際、鐘の綱を捌いてタイミングよく鐘を落とす重責を担っており、シテの師匠または先輩が勤める習わしである。綱を通す環がついている笛柱の横に位置を占め、数名の助手をつける。
更新日: 2009年10月06日
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