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狂言のシテ(主役)に対する相手役・脇役のこと。アドがふたり以上の場合、一のアド、二のアド、三のアド、または主アド、小アドなどと呼び分けることもある。連歌の会の参加者や参詣人など、同趣の人々が複数登場する場合はこれを立衆(たちしゅ)と呼び、立衆を率いる演者を立頭(たちがしら)という。また、能のなかにアイが複数登場する場合、主要な方をオモアイ、つき従う方をアドアイと呼ぶこともある。アドの語源は、受け答えをするという意味の「あどうつ」とも、率いるという意味の「あどもう」ともいわれる。
更新日: 2010年02月23日
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