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喜多流


きたりゅう

能のシテ方の流派のひとつ。江戸時代初期の1619年ごろに幕府から樹立を認められた新興の流派。流祖は北七大夫長能(1586~1653年)。長能は当初、金剛大夫であったが、金剛から分かれて独立し北七大夫を名乗って流儀を立てた。流派の名称は「北」であったが、2代目以降は「喜多」となった。南北朝以来の四座と区別して「一流」に扱われ、四座とあわせた場合は「四座一流」とよばれた。将軍徳川秀忠や綱吉、家光らに愛好されたことから地方の諸藩も喜多流を重用し、現在も旧城下町に地盤がある。武家社会に生まれた流派らしい気迫を大切にした武張った芸風だが、新興の流派だけに進取の気風もあり、明治以降は新作能も数多く作られた。

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