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月ノ扇


つきのおうぎ

能・狂言の型のひとつ。広げた扇の要の部分を、開いた右手の親指と他の4本の指とでつまむようにして持ち、手のひらを上に向けて扇の妻(端)を左肩に当てるようにする型。面(顔)は右上方に向ける。扇をとると、右腕で何かを抱えるような姿である。月や夕日を見る場合などに用いられる。「抱エ扇(かかえおうぎ)」ともいう。

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