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猩々乱


しょうじょうみだれ

能の舞事のひとつ。能「猩々乱」(「乱」とも)で、微醺(びくん/ほろ酔いのこと)を帯びたシテ・猩々が舞う舞。常の「猩々」では中之舞を舞うが、特殊演出で舞が乱になると曲名も「猩々乱」(「乱」とも)となる。笛・小鼓・大鼓・太鼓の楽器編成で奏される太鼓物である。他の多くの舞事と同様、八拍をひとつの単位として進行するが、八拍の中でも緩急が大きく変化する独特なものである。舞も「乱レ足」と呼ぶ特殊な足遣いなどを用いて水上で戯れ遊ぶ態をみせる。装束は、常の「猩々」、「猩々乱」とも赤一色に統一するが、「猩々乱」では青海波模様を金で織り表した半切袴を用いるなど、一段と位高く華やかにすることが多い。なお、乱には二種類あり、単に乱といえば通常猩々の乱を指すが、能「鷺(さぎ)」には鷺乱という別物の一段と重い習の乱がある。

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