したにいる
能・狂言の型のひとつ。左右どちらかの足を立て膝にし、反対の足の甲を床につけて座ること。流派・役柄によって立てる膝が決まっている。一時的に下ニ居ル場合は、両足を爪立てた状態のこともある。また、下ニ居テ遠くを見るなどの場合には腰を上げることもある。型のあり方が一様ではないのは他の型と同様で、膝の開き方や胸の張り具合、身体の緊張感などを微妙に変えて多様な役柄が表現される。
能・狂言の型のひとつ。左右どちらかの足を立て膝にし、反対の足の甲を床につけて座ること。流派・役柄によって立てる膝が決まっている。一時的に下ニ居ル場合は、両足を爪立てた状態のこともある。また、下ニ居テ遠くを見るなどの場合には腰を上げることもある。型のあり方が一様ではないのは他の型と同様で、膝の開き方や胸の張り具合、身体の緊張感などを微妙に変えて多様な役柄が表現される。