しょどう
能一曲の中で、地謡が一番初めに謡う拍子に合う謡のこと。ただし、「次第」の謡の後に地謡が低音で謡う「地取」は初同に含めず、本来シテが謡うべき部分を地謡が代わって謡うような場合も初同とはいわない。初同の後、役謡などを挟んで2度目、3度目の地謡のことを「二ノ同」「三ノ同」という。後場の地謡は、「後ノ初同」などと称する。
能一曲の中で、地謡が一番初めに謡う拍子に合う謡のこと。ただし、「次第」の謡の後に地謡が低音で謡う「地取」は初同に含めず、本来シテが謡うべき部分を地謡が代わって謡うような場合も初同とはいわない。初同の後、役謡などを挟んで2度目、3度目の地謡のことを「二ノ同」「三ノ同」という。後場の地謡は、「後ノ初同」などと称する。