とめ
物事の終わりのこと。能・狂言の一曲の終わりのほか、舞などの終わりをさすこともある。能は、足拍子を2つしっかり踏んで終曲となることが多いが、これを「留拍子」という。留拍子は通常、シテが踏むが、ワキが踏む場合は「ワキ留め」と称する。狂言の留めの種類は多く、「やるまいぞ、やるまいぞ」と追い込んで留める「追い込み留」、叱りつけて終わる「叱り留め」、大笑いで留める「笑い留め」、笛のシャギリで留める「シャギリ留め」などがある。トメとも。
物事の終わりのこと。能・狂言の一曲の終わりのほか、舞などの終わりをさすこともある。能は、足拍子を2つしっかり踏んで終曲となることが多いが、これを「留拍子」という。留拍子は通常、シテが踏むが、ワキが踏む場合は「ワキ留め」と称する。狂言の留めの種類は多く、「やるまいぞ、やるまいぞ」と追い込んで留める「追い込み留」、叱りつけて終わる「叱り留め」、大笑いで留める「笑い留め」、笛のシャギリで留める「シャギリ留め」などがある。トメとも。