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手猿楽


てさるがく

能は室町時代、職業的に舞台を勤める大和猿楽などの芸能者によって大成したが、その隆盛に伴って、他に本業を持つ素人の芸能者も現れた。また、素人の出ながら職業的に活動する者も数多くあった。これら素人の芸能者集団と、彼らが演じた舞台を「手猿楽」という。専業の役者をしのぐ活動をする者も多く、本願寺の坊官で金春流の上手とうたわれた下間少進(しもつましょうしん、1551~1616)はその代表格である。

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