かけごえ
能の打楽器(小鼓・大鼓・太鼓)で、演者が発する声のこと。基本的に「ヤ」「ハ」「ヨーイ」の3種がある。指揮者のいない能の舞台で、囃子方は掛声により意思の疎通を図り、舞台上の演者・地謡も掛声からサインを受け取っている。具体的には、掛声により拍節を示すとともに、演奏の位(遅速や強弱など)を作っている。このことから、掛声は打音以上に大切であるともされる。
能の打楽器(小鼓・大鼓・太鼓)で、演者が発する声のこと。基本的に「ヤ」「ハ」「ヨーイ」の3種がある。指揮者のいない能の舞台で、囃子方は掛声により意思の疎通を図り、舞台上の演者・地謡も掛声からサインを受け取っている。具体的には、掛声により拍節を示すとともに、演奏の位(遅速や強弱など)を作っている。このことから、掛声は打音以上に大切であるともされる。