ひょうしあわず
謡がリズムに乗ることを拍子合、乗らないことを拍子不合という。拍子合の謡には「次第」「下歌」「上歌」「クセ」などがあり、8拍をひとつの単位として、何拍目に謡のどの文字が当たるかが強く意識して謡われる。平ノリ、中ノリ、大ノリの3種類のノリがあり、拍子を取る囃子が入るのが原則。また、拍子不合の謡には「コトバ」「サシ」「一セイ」「ワカ」などがあり、拍節に縛られないが、その箇所に応じて適切なテンポや謡い方がある。囃子は入ることも入らないこともある。
謡がリズムに乗ることを拍子合、乗らないことを拍子不合という。拍子合の謡には「次第」「下歌」「上歌」「クセ」などがあり、8拍をひとつの単位として、何拍目に謡のどの文字が当たるかが強く意識して謡われる。平ノリ、中ノリ、大ノリの3種類のノリがあり、拍子を取る囃子が入るのが原則。また、拍子不合の謡には「コトバ」「サシ」「一セイ」「ワカ」などがあり、拍節に縛られないが、その箇所に応じて適切なテンポや謡い方がある。囃子は入ることも入らないこともある。