りくぎ
世阿弥から、娘婿で金春大夫の禅竹に相伝された伝書のひとつ。室町時代の応永35(1428)年3月、世阿弥66歳、禅竹24歳の時に伝えられた。内容は、紀貫之が古今集仮名序に記した和歌の六種の風体「六義」に、能の芸風を当てて説いたもの。奈良生駒の宝山寺所蔵。奈良県指定文化財。またこれとは別に、狂言の台本をさすこともある。
世阿弥から、娘婿で金春大夫の禅竹に相伝された伝書のひとつ。室町時代の応永35(1428)年3月、世阿弥66歳、禅竹24歳の時に伝えられた。内容は、紀貫之が古今集仮名序に記した和歌の六種の風体「六義」に、能の芸風を当てて説いたもの。奈良生駒の宝山寺所蔵。奈良県指定文化財。またこれとは別に、狂言の台本をさすこともある。