のうがくし
職業として能楽(能・狂言)を演じる者。完全分業制で、シテ方・ワキ方・狂言方・囃子方(笛・小鼓・大鼓・太鼓の各々も分業)があり、それぞれに流派がある。シテ方は能のシテ、シテツレ、トモ、立衆、子方、後見、地謡を、ワキは能のワキ、ワキツレ(稀にワキ後見)を勤める。狂言方は本狂言の各役と能の間狂言(アイ)を勤める。囃子方は能の囃子と後見、狂言の囃子(アシライ)を勤める。装束を着けたり幕を揚げるなど、楽屋内のことも諸役の内で責任を持って行われる。
職業として能楽(能・狂言)を演じる者。完全分業制で、シテ方・ワキ方・狂言方・囃子方(笛・小鼓・大鼓・太鼓の各々も分業)があり、それぞれに流派がある。シテ方は能のシテ、シテツレ、トモ、立衆、子方、後見、地謡を、ワキは能のワキ、ワキツレ(稀にワキ後見)を勤める。狂言方は本狂言の各役と能の間狂言(アイ)を勤める。囃子方は能の囃子と後見、狂言の囃子(アシライ)を勤める。装束を着けたり幕を揚げるなど、楽屋内のことも諸役の内で責任を持って行われる。