のうがくきょうかい
能楽師として活動する者を正会員とする公益社団法人。全国で約1,200名の能楽師がおり、能のシテ(主役)を勤めるなどするシテ方、相手役を勤めるワキ方、本狂言及び間狂言を勤める狂言方、能・狂言の囃子を勤める笛方、小鼓方、大鼓方、太鼓方それぞれに分業している。事業の柱は「伝統的な能楽の振興をはかるための事業」および「能楽及び能楽界の発展をはかるための事業」であり、日々、様々な公演や普及・広報の事業を行うほか、後継者の育成事業、舞台写真や映像等の保存・利用など、能楽を後世に伝えるための多くの事業を行っている。