ういかんむり
被り物の一種。神や帝王、貴族など高貴な男性の役に用いる。冠の後ろの細長い「纓(えい)」は役柄によって区別があり、文官の役は曲線を描いて垂れる垂纓(すいえい)、武官の役は内巻きの巻纓(けんえい)を用いる。巻纓の時は顔の左右に馬素(馬尾毛/ばす)などで扇型に作った緌(おいかけ)をつける。演目によっては元服後間もない男子が用いる透額の初冠を用いたり、演目を象徴する植物を挿したりすることもある。
被り物の一種。神や帝王、貴族など高貴な男性の役に用いる。冠の後ろの細長い「纓(えい)」は役柄によって区別があり、文官の役は曲線を描いて垂れる垂纓(すいえい)、武官の役は内巻きの巻纓(けんえい)を用いる。巻纓の時は顔の左右に馬素(馬尾毛/ばす)などで扇型に作った緌(おいかけ)をつける。演目によっては元服後間もない男子が用いる透額の初冠を用いたり、演目を象徴する植物を挿したりすることもある。