はつおもて
初めて面をかけて能を演じること。幼少から能の稽古をする子どもは3、4歳頃に初舞台を踏み、様々な演目の子方を演じつつ、成長に応じて初めてシテを演じる「初シテ」を経験するが、まだ面をかけることはなく、初めて面をかけて能を演じるのは十代半ば頃である。一方、狂言の演者は4、5歳で初舞台を踏むことが多く、初舞台が「靭猿」の猿など面をかける役であることもあるが、この場合「初面」とは言わない。
初めて面をかけて能を演じること。幼少から能の稽古をする子どもは3、4歳頃に初舞台を踏み、様々な演目の子方を演じつつ、成長に応じて初めてシテを演じる「初シテ」を経験するが、まだ面をかけることはなく、初めて面をかけて能を演じるのは十代半ば頃である。一方、狂言の演者は4、5歳で初舞台を踏むことが多く、初舞台が「靭猿」の猿など面をかける役であることもあるが、この場合「初面」とは言わない。