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幸流[小鼓方]


こうりゅう[こつづみかた]

小鼓方の流派のひとつ。古くは幸五郎次郎流とも言った。流祖の幸四郎次郎忠能(1507-1580年)は宇治猿楽の系統の出で、名人・宮増弥左衛門親賢(1482-1556年)の弟子。忠能の子、二世五郎次郎正能(1539-1626年)は名人といわれ、『幸正能口伝書』を著した。正能の後は次男の小左衛門一宗が三世となり、若年であった嫡孫清次郎了能は後に幸清次郎流(幸清流)を興している。江戸時代は主として金春の座付で、一部は宝生の座付を務めた。特徴は、チ、タ、プ、ポ、ツと称する5種類の音を打ち分けるほか、装飾的な替の手組が他流に比べて少なく、掛け声なども体系的に整理されていて全体に形式性が強い。現在の演者は東京、京都、九州など全国で活動している。

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