« 大倉流[大鼓方] | メイン | 高安流[大鼓方] »

葛野流[大鼓方]


かどのりゅう[おおつづみかた]

大鼓方の流派のひとつ。流祖の葛野九郎兵衛尉定之 (1588-1657年)は若年より大鼓を学び、大鼓方大倉流の四世である大蔵平蔵正氏(1574-1605年)らに師事、豊臣秀吉、徳川家康らに仕えて一家を成し、徳川秀忠の代に幕府召し抱えとなった。江戸時代には主として観世の座付を務めた。幸流小鼓と譜が良く合い、比較的複雑な手組を打つ華やかな芸風が特徴。現在の演者は東京、北陸を中心に活動している。

the能ドットコム 本サイト

クレジットお問い合わせ運営会社
Copyright© 2024 CaliberCast, Ltd All right reserved.