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修羅物


しゅらもの

江戸時代の正式な上演形式である「五番立」に従って、能の演目を内容別に「神・男・女・狂・鬼」の五種類に分けたときに、脇能の次、二番目に演じるべきとされた曲のこと。戦とともに一生を送り、死後、修羅道に堕ちたとされる武者の姿が描かれることが多い。修羅とは阿修羅の略であり、仏教の世界観では修羅道は常に戦いの続く世界とされる。「田村」「通盛」「頼政」など男武者が主人公の曲が多いが、「巴」という女武者の曲もある。「二番目物」ともいう。

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