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能・狂言では、単に「色」と言えば赤い色を指す。例えば女役の装束や扇について、赤い色が入らないものを「色無(紅無)」といい、中年以降の役に用いる。一方、赤系統の色が入ったものは「色入(紅入)」といい、若い女の役に使われる。老女でもかつての美貌が偲ばれるような役には、時代を経て褪めた赤が入った装束が用いられる場合もある。子方には色入りの装束が用いられることが多い。
更新日: 2009年05月27日
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