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演者の頭部につける「かつら」の一種。本来はヤク(チベット産のウシ科の動物)の毛で製するという。前髪は額を広く覆い、脇の髪は肩につくほど、後ろ髪は背中に長く垂れさがる位の長さがあり、色は赤色である。能では神体や天狗、鬼畜などの役に、狂言では閻魔大王や鬼などの役に用いられる。赤頭のほかに、黒頭、白頭があり、役柄や演出に応じて使い分けられる。また、小書(特殊演出)の名称でもあり、「あかがしら」と読む。
更新日: 2009年09月01日
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