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責メ


せめ

狂言で、閻魔王や鬼が亡者を地獄に責め立てる様子を表わす所作。笛、小鼓、大鼓、太鼓で囃す。鬼の「いかに罪人、急げとこそ」で始まり、亡者が動き出すと合間に「急げ急げ」などの台詞が入る。鬼は竹杖一本を持って舞台を縦横無尽に動き回り、拍子を踏むなど秘術を尽くす様子を示す。「朝比奈」「八尾」など本来の鬼の役が演じる場合と、「鬮罪人」など人間が祭りの出し物の稽古をする設定で演じる場合がある。

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