« 呂中干 | メイン | 霊験能 »

離見の見


りけんのけん

世阿弥が能楽論書「花鏡」で述べた言葉。演者が自らの身体を離れた客観的な目線をもち、あらゆる方向から自身の演技を見る意識のこと。反対に、自己中心的な狭い見方は「我見(がけん)」といい、これによって自己満足に陥ることを厳しく戒めている。現在でも全ての演技にあてはまることとして演者に強く意識されている。

the能ドットコム 本サイト

クレジットお問い合わせ運営会社
Copyright© 2024 CaliberCast, Ltd All right reserved.