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楽屋履き


がくやばき

楽屋で白足袋の上に履く足袋カバーのこと。スリッパと同じような形で、つま先から甲までを布地で覆い、親指と人差し指の間には股がある。かかとの部分はない。底布は足袋底と同様の布で作ることが多く、足裏全体を覆う。甲の布地は金襴などで作ることもある。足袋を履いた直後に履き、舞台に出る直前に脱ぐ。シテ方・ワキ方が用い、狂言方と囃子方は用いない。

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