かほうもの
狂言の登場人物のひとつ。裕福で幸せ者の意。めでたさに溢れる脇狂言のシテとして登場することが多い。通常の大名役に加えておおらかさや祝言の気分が求められ、若年の演者には勤め難いとされる。装束は、侍烏帽子、素袍上下、紅白段の着付、小さ刀に金地の鎮扇を持つことが一般的だが、色や柄は各家によって異なることもある。
狂言の登場人物のひとつ。裕福で幸せ者の意。めでたさに溢れる脇狂言のシテとして登場することが多い。通常の大名役に加えておおらかさや祝言の気分が求められ、若年の演者には勤め難いとされる。装束は、侍烏帽子、素袍上下、紅白段の着付、小さ刀に金地の鎮扇を持つことが一般的だが、色や柄は各家によって異なることもある。