ひのき
ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹。木曽川上流に産する官材で非常に質の高い木曽桧と、各地に産する民材の地桧があり、木曽桧は古来、伊勢神宮をはじめとする寺社仏閣や城郭などに用いられてきた。能楽関係でも木曽桧が重用され、能舞台、能面・狂言面、様々な小道具の素材として多く使われている。桧は成長が遅いため年輪の密度が高いが、木目が素直で加工しやすく、美しい薄桃色の木肌は滑らかで、良い香りも好まれる。
ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹。木曽川上流に産する官材で非常に質の高い木曽桧と、各地に産する民材の地桧があり、木曽桧は古来、伊勢神宮をはじめとする寺社仏閣や城郭などに用いられてきた。能楽関係でも木曽桧が重用され、能舞台、能面・狂言面、様々な小道具の素材として多く使われている。桧は成長が遅いため年輪の密度が高いが、木目が素直で加工しやすく、美しい薄桃色の木肌は滑らかで、良い香りも好まれる。