さんしゅら
戦とともに一生を送り、死後、修羅道に堕ちたとされる武者の姿を描く「修羅物」(二番目物)のうち、内容が特に深かったり、他の曲にはない演出であったりすることから演じることが難しいとされる『実盛』『頼政』『朝長』の三曲の能をいう。『実盛』『頼政』のシテは老武者、『朝長』のシテは全く別人である前シテと後シテを演じる。三曲ともに負け戦の武将を題材とした「負修羅物(まけしゅらもの)」である。
戦とともに一生を送り、死後、修羅道に堕ちたとされる武者の姿を描く「修羅物」(二番目物)のうち、内容が特に深かったり、他の曲にはない演出であったりすることから演じることが難しいとされる『実盛』『頼政』『朝長』の三曲の能をいう。『実盛』『頼政』のシテは老武者、『朝長』のシテは全く別人である前シテと後シテを演じる。三曲ともに負け戦の武将を題材とした「負修羅物(まけしゅらもの)」である。