じゅず
小道具のひとつ。仏教の僧が持つ法具で、多くの小さい珠を糸で繋げて輪にし、房をつけたもの。仏に向かうときに手にかけて礼拝する。珠の数は百八煩悩を除く意味から108個を基本に、小道具として扱いやすい長さに調整することもある。珠の種類や大きさ、房の色など、役の位に相応しい数珠を用いる。珠の種類は水晶、菩提樹の実、むくろじなど様々である。山伏の役には「刺高数珠」という、角のある算盤玉のような珠を連ねた数珠を用い、祈リの場面ではこれを揉んで激しい音で法力を示す。
小道具のひとつ。仏教の僧が持つ法具で、多くの小さい珠を糸で繋げて輪にし、房をつけたもの。仏に向かうときに手にかけて礼拝する。珠の数は百八煩悩を除く意味から108個を基本に、小道具として扱いやすい長さに調整することもある。珠の種類や大きさ、房の色など、役の位に相応しい数珠を用いる。珠の種類は水晶、菩提樹の実、むくろじなど様々である。山伏の役には「刺高数珠」という、角のある算盤玉のような珠を連ねた数珠を用い、祈リの場面ではこれを揉んで激しい音で法力を示す。