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組紐


くみひも

糸の束が斜めに交わって組織になっている紐のこと。能楽で用いる紐の多くは絹の組紐で、烏帽子紐、冠紐、面紐、唐織紐、長絹の露紐、太刀紐(帯取緒)、小サ刀の柄巻紐や下緒、面箱の紐、揚幕の紐など数えきれないほどの種類がある。組織が単純な順に「四つ組」「八つ組」「唐打」「冠組」「亀甲組」などがあって用途に応じて使い分ける。組紐以外には、狩衣の袖括の紐や小鼓・大鼓・太鼓の調緒(麻)などの「撚紐」、鬘桶や箱に用いる真田紐などの「織紐」、直垂や素襖の胸紐や露紐には革を切り放した平紐を用いる。

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