ながどうぐ
能狂言の小道具のひとつ。柄の長い武器をいう。能では「船弁慶」の後シテ・平知盛の亡霊などが持つ長刀、「烏帽子折」の後シテ・熊坂長範などが持つ大太刀などが長道具にあたる。狂言では長刀のほかに、鑓、刺股、熊手、長い柄をつけた斧や鎌(薙鎌)、撮棒(さいぼう)なども使われる。長物(ながもの)ともいう。
能狂言の小道具のひとつ。柄の長い武器をいう。能では「船弁慶」の後シテ・平知盛の亡霊などが持つ長刀、「烏帽子折」の後シテ・熊坂長範などが持つ大太刀などが長道具にあたる。狂言では長刀のほかに、鑓、刺股、熊手、長い柄をつけた斧や鎌(薙鎌)、撮棒(さいぼう)なども使われる。長物(ながもの)ともいう。