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観世流[小鼓方]


かんぜりゅう[こつづみかた]

小鼓方の流派のひとつ。代々、観世新九郎を名乗ることが多いことから観世新九郎流とも言う。名人・宮増弥左衛門親賢(1482-1556年)を流祖と伝えるが、事実上の初代は観世信光の孫で親賢の弟子となった二世観世九郎豊次(彦右衛門/1525-1585年)。江戸時代には主として観世の座付を務め、小鼓方筆頭の地位にあった。固く高い甲(かん)の音を多く用いるほか、基本的な手組のひとつ「三ツ地」の第5拍に掛け声をかけないなどの特徴がある。現在の演者は東京を中心に活動している。

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