能のシテ方の流派のひとつ。流祖は観阿弥清次の子とも、兄ともいわれる蓮阿弥重英(?~1468年)と伝え...
能楽関係の歴史的文献を収蔵・研究し、能楽の振興と研究の発展をめざす研究所。能研(のうけん)の名で親し...
死んだり気を失ったりした様子を表す演技。演者が後ろに反り返り、あたかも仏像を後ろに倒すかのように仰向...
狂言の小道具のひとつ。修験道の法具として山伏の役が持つことがある。巻貝の一種で、殻の先端の細くなった...
京都・西本願寺にある現存最古の国宝の能舞台。建物から、安土桃山時代の1581(天正9)年の墨書がある...
謡には拍子に合う「拍子合」と、拍子に合わない「拍子不合」があるが、拍子合の謡は基本的に8拍を一単位と...
謡や囃子で拍子に合う部分のリズムは八拍を一単位とするのが基本で、これを「本地」という。また、謡の文字...
能舞台の演技の中心となる場所。見所(客席)にせり出した、4本の柱(シテ柱、目付柱、脇柱、笛柱)に囲ま...
揚幕を、2本の竿を用いて内側いっぱいに引き上げること。装束をつけた演者の登退場は、通常、本幕である。...
各流儀の家元などに伝承されてきた、流儀の基準となる優れた面のこと。本面の多くは室町時代の制作とされ、...
脇能の中の脇能というべき祝言性溢れた曲のこと。「高砂」「弓八幡」「老松」などがある。いずれも神が主人...
包帯状の細長い布。美観や強度を増すため、竹製の作り物や棒状の小道具(道具の柄など)に巻く。無地は頻繁...
狂言の舞事のひとつ。「鍋八撥」で、羯鼓売りの男が長い棒を振り回す様を見せるもので、囃子は笛だけで奏す...