能を大成したと言われる世阿弥が、亡父観阿弥の教えをもとに自身の思想を加えて著した能楽論書。一般には「...
能管(能の笛)を納める筒型の容器。舞台では演者の右腰に差す。木型に和紙や布を張り重ねて成型した後、外...
能のワキ方の流派。流祖の福王神右衛門盛忠(1521~1606)は播磨国三木の神職で、観世座ワキ方の観...
謡の用語。謡で節付されている部分、またはその旋律のこと。対するのは節付のない「コトバ(詞)」で、謡本...
笛方の流派のひとつ。名人檜垣本彦兵衛(大永7(1527)年没)、一噌流の流祖中村七郎左衛門(天文8(...
能は200前後の演目が「現行曲」として上演されている。現行曲は能の各流派の家元が江戸幕府に上申した報...
「能にして能に非ず」と言われる神事・祈祷曲である「翁」(「式三番」)の特殊演式のこと。狂言方が担当す...