能エンサイクロペディア

名ノリ、一セイ、サシ、上ゲ哥……。これは、能を幾度か観て興味をもち、どれ、演目の簡単な謡本でも読んでみようか、と、手にとれば遭遇する言葉です。能初心者にはさっぱり意味不明の言葉。

謡本に限らず、能に関する本を読めば、さまざまな場面でぶつかるこうした“専門用語”の数々。そこでくじけないために、分野ごとの能用語解説集をご用意しました。

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めんうち

狂言の作者のこと。また、を作る作業のこと。1797(寛政9)年に喜多流9世の喜多七大夫古能(1742-1829)が著した『仮譜』は、古い時代から桃山時代までの打を神作十作、六作、古作、中作などに分類している。神作には聖徳太子や弘法大師など伝説的な作者を含むが、十作以降は実在した作者とされている。桃山時代以降は打も世襲となり、大野出目家、越前出目家、近江井関家などが江戸時代を通じて諸大名の需要に応え、の鑑定なども行った。その後、江戸幕府が崩壊し時代が変わるころには世襲打家も絶え、その伝承もほとんど伝わっていない。そのため、現在の打は江戸時代までのを手本に、それぞれに努力・研鑽を積み、製作・修復を手掛けている。


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