能はいくつもの段落が重なって一曲を構成しているが、「ワカ」はその段落の名称のひとつ。舞の直後に謡われ...
被り物の一種。主として男性の神の役に用いる。多くは金属製、または金箔等を捺した革製の輪状の冠で、唐草...
能の脇役のこと。漢字では「脇」と表記し、シテに対峙して演技を引き出す重要な立場を占める。シテは老若男...
正式な上演形式である「五番立」で、祝言性の高い脇能の次に演じるべきとされた狂言のこと。めでたさを強調...
狂言の演目の分類のひとつ。江戸時代の正式な上演形式「五番立」において、神事・祈祷曲「翁」に続いて脇能...
能は、シテが足拍子をふたつ踏む「留拍子(とめびょうし)」で一曲を終える(留める)ことが多いが、その留...
江戸時代の正式な上演形式である「五番立」に従って、能の演目を内容別に「神・男・女・狂・鬼」の五種類に...
謡の用語。流派によって意味が異なり、観世流ではヨワ吟の部分にツヨ吟の気持ちを(その逆もある)込めて謡...
国内外を問わず、幅広い分野の演劇や映像の資料を収蔵・研究する博物館。演博(えんぱく)の名で親しまれて...
狂言で老尼などの役に用いる被り物。形状・着装は「花帽子」とほぼ同じで、頭部全体を包み、目と鼻、口の部...
能・狂言で用いられるリズムのひとつ。狭義には、渡リ拍子というリズムに乗ってゆったりと奏される登場楽の...
狂言の演出のひとつ。一曲が大笑いで終わるものを言う。たとえば、狂言「酢薑(すはじかみ)」では、酢売り...
江戸時代前期の狂言の伝書。狂言大蔵流の13世家元・弥右衛門虎明(1597(慶長2)年~1662(寛文...
初冠や風折烏帽子を頭に固定するための掛緒のこと。一本の長い絹の組紐で適度な伸縮性があり、冠の固定、顎...
謡本をはじめ、能楽関連の書籍を扱う出版社。東京都千代田区神田神保町に本店を構える。版元としては江戸時...