分類(カテゴリー)「道具」の能楽用語

帯取の緒(おびとりのお)

太刀は本来、鞘の足金物につけた革緒に紐を通し、この紐を腰に巻き付けてぶら下げて佩く。この革緒を「帯取...

露紐(つゆひも)

広袖の装束の袖口下に垂れる紐のこと。狩衣の袖口には袖括りの紐があるが、紐の両端を袖口の下で結んだ余り...

冠紐(かむりひも)

初冠などの冠や、風折烏帽子を頭に固定するための掛緒のこと。一本の長い絹の組紐で、冠の固定、顎のすれ防...

冠紐(かんむりひも)

初冠などの冠や、風折烏帽子を頭に固定するための掛緒のこと。一本の長い絹の組紐で、冠の固定、顎のすれ防...

鳥蓑(とりみの)

装束の一。蓑は、防水、防雪、防寒などの目的で身体を覆う外被のこと。蓑の中でも鳥蓑は猟師の役に用いる腰...

羽蓑(はみの)

装束の一。蓑は、防水、防雪、防寒などの目的で身体を覆う外被のこと。蓑の中でも羽蓑は猟師の役に用いる腰...

(おの)

能狂言の小道具のひとつ。斧は刃物の一種で、木を切ったり、割ったりするための道具。能「谷行」では後シテ...

長物(ながもの)

能狂言の小道具のひとつ。柄の長い武器をいう。能では「船弁慶」の後シテ・平知盛の亡霊などが持つ長刀、「...

長道具(ながどうぐ)

能狂言の小道具のひとつ。柄の長い武器をいう。能では「船弁慶」の後シテ・平知盛の亡霊などが持つ長刀、「...

組紐(くみひも)

糸の束が斜めに交わって組織になっている紐のこと。能楽で用いる紐の多くは絹の組紐で、烏帽子紐、冠紐、面...

竿(さお)

能狂言に用いる道具。素材は竹で、相応しい種類の竹の美しい部分を選んで用いる。「八島/屋島」前シテの漁...

法螺貝(ほらがい)

狂言の小道具のひとつ。修験道の法具として山伏の役が持つことがある。巻貝の一種で、殻の先端の細くなった...

透冠(すきかんむり)

被り物の一種。黒色の冠で、「高砂」など神舞を舞う男神が用いる。古代中国の冠を模した「唐冠」と似た形状...

垂纓冠(すいえいのかん)

天皇・貴族の役に用いる冠で、冠後部に立てる纓が後ろに弧を描いて垂れたもの。纓が直立する立纓冠(りゅう...

数珠(じゅず)

小道具のひとつ。仏教の僧が持つ法具で、多くの小さい珠を糸で繋げて輪にし、房をつけたもの。仏に向かうと...

勧進帳(かんじんちょう)

寺社造営などのために寄進を求める趣意書のこと。能「安宅」の小書の名称。山伏に扮して逃亡する源義経一行...

烏帽子紐(えぼしひも)

梨子打烏帽子、静烏帽子、大名烏帽子(洞烏帽子)などの立烏帽子を、演者の頭部に固定するために使う組紐の...

水桶(みずおけ)

小道具のひとつ。高さ・径ともに5寸(15センチ)前後の円筒形の木桶で、ヒノキなどの薄板を曲げる曲わっ...

(つえ)

能狂言では多くの杖が用いられる。演出のためのもので、演者の体を支えるものではない。主に竹を素材とする...

鉄輪(かなわ)

能「鉄輪」に用いる小道具。鉄輪とは、鉄で作る三脚の五徳(鍋などを火の上で支える器具)のことで、平安時...

鉄輪戴(かなわだい)

能「鉄輪」に用いる小道具。鉄輪戴とは、鉄で作る三脚の五徳(鍋などを火の上で支える器具)のことで、平安...

太刀紐(たちひも)

太刀を腰に佩(は)く時に用いる紐。長さが約3メートルほどの絹の組紐で、表に亀甲模様を組み表した「亀甲...

三重棚(さんじゅうだな)

祈祷棚の作り物。能「鉄輪」のみに用いる。上段の四隅には小さな幣(ぬさ)を立てて結界を張り、夫と後妻の...

虫干し(むしぼし)

面や装束、小道具、伝書などを蔵から出して風を通し、湿気やカビ、虫の害を防ぐとともに点検を行い、必要に...

唐冠(とうかんむり)

被り物の一種。黒色の冠で、「鶴亀」「咸陽宮(かんようきゅう)」「鵜飼(うかい)」「張良(ちょうりょう...

元結(もとゆい)

髪を結って束ねた根の部分を縛るために用いる細紐。和紙を固く撚ってこよりにし、糊をつけて製する。白元結...

面鞄(めんかばん)

能面・狂言面を運搬する鞄のこと。元々は面を入れた箱を風呂敷などに包んで持ち運んでいたと思われるが、現...

腰蓑(こしみの)

装束の一。漁師や猟師、製塩のために海水を汲む汐汲みなど、賎しい生業に携わる役に用いる。通常のものは苧...

下掛け(したがけ)

女役の鬘(かつら)をつける際に用いる絹の平紐。結った鬘が崩れないために用いる。鬘を結う際、頭の上半分...

割紐(わりひも)

初冠や風折烏帽子を頭に固定するための掛緒のこと。一本の長い絹の組紐で適度な伸縮性があり、冠の固定、顎...

初冠(ういかんむり)

被り物の一種。神や帝王、貴族など高貴な男性の役に用いる。冠の後ろの細長い「纓(えい)」は役柄によって...

小サ刀(ちいさがたな)

腰に差す鐔(つば)のない短い刀のこと。直垂や素襖、長裃などを着用する武士の役に用いることが多い。柄は...

(ひのき)

ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹。木曽川上流に産する官材で非常に質の高い木曽桧と、各地に産する民材の地桧があ...

笛筒(ふえづつ)

能管(能の笛)を納める筒型の容器。舞台では演者の右腰に差す。木型に和紙や布を張り重ねて成型した後、外...

頭金(かしらがね)

能管(能の笛)の頭(歌口に近い方の端)に嵌め込まれた金具のこと。所蔵者の好みの意匠や、笛の銘に因む題...

紫調(しちょう)

小鼓、大鼓、太鼓の表裏二枚の革に通されている麻紐を「調緒(しらべお)」、または「調べ」という。調緒は...

面打(めんうち)

能面・狂言面の作者のこと。また、面を作る作業のこと。1797(寛政9)年に喜多流9世の喜多七大夫古能...

狂言面(きょうげんめん)

狂言で用いる面のこと。狂言は面を掛けずに演じる役柄が多いため、種類は能面よりかなり少ない約30種類で...

能面(のうめん)

能で用いる面のこと。「式三番(翁)」に用いる翁面、老人の表情を表す尉面、公達や武将などの男面、女面、...

十作(じっさく)

古い時代の面打(能面作者)の格付けのひとつで、南北朝から室町時代に活躍したという10人のこと。「神作...

太刀(たち)

刃長が2尺(約60センチ)以上の日本刀で、主に源平の武将や公達(諸王、王家の一族)等の役に用いる。柄...

半畳台(はんじょうだい)

舞台に持ち出して据え置く作り物のひとつ。木製の台で、畳一枚分ある一畳台の半分の大きさ。高さは約7寸(...

長刀(なぎなた)

小道具のひとつ。反りのある刀身を、長い柄の先につけた武具。柄の長さは5尺(150センチ)程度、むき出...

静烏帽子(しずかえぼし)

被り物の一種。白拍子、特に「船弁慶(ふなべんけい)」の前シテ・静御前に用いる烏帽子。烏帽子の頂を折ら...

神作(しんさく)

面の作者の中で、特に古い時代の伝説的な作家のこと。またはその作者が打った(制作した)とされる古面のこ...

楽屋履き(がくやばき)

楽屋で白足袋の上に履く足袋カバーのこと。スリッパと同じような形で、つま先から甲までを布地で覆い、親指...

面袋(めんぶくろ)

能面・狂言面を収納する袋のこと。多くは結び紐がついた蓋があり、袋から面が落ちないような形状をしている...

畳紙(たとうがみ)

装束を保管する際の入れ物。厚手の和紙を貼り合わせて大きくし、収めるものの大きさに合わせて折ったりして...

緞子(どんす)

織物の一種。「金襴緞子」などとも言われ、高級織物の代名詞でもある。繻子織の光沢ある地に、地とは異なる...

ボウジ(ぼうじ)

包帯状の細長い布。美観や強度を増すため、竹製の作り物や棒状の小道具(道具の柄など)に巻く。無地は頻繁...

仕舞扇(しまいおうぎ)

能では立方から囃子方、後見、地謡に至るまで全ての演者が扇を携えている。装束を着けた演者は、閉じたとき...

焼印(やきいん)

金属製の印を火で熱して捺した跡のこと。またその道具のこと。能楽では、能面の裏(額の部分が多い)に多く...

天下一(てんかいち)

安土・桃山時代~江戸時代初期に、権力者が種々の工芸技術等の名人に許した称号。能面制作者(面打)にも許...

唐団扇(とううちわ)

唐人の役が中啓(扇)の代わりにするうちわ形の持ち道具。瓢箪の形をした枠に柄をつけた軍配のような形状で...

鐘吊後見(かねつりこうけん)

能「道成寺」で鐘の作り物を舞台に持ち出し、竹棹で天井の滑車に綱を通して鐘を吊り上げ、終曲に際しては鐘...

鐘吊(かねつり)

能「道成寺」で鐘の作り物を舞台に持ち出し、竹棹で天井の滑車に綱を通して鐘を吊り上げ、終曲に際しては鐘...

小道具(こどうぐ)

舞台で用いる道具のこと。面・仮髪・装束は含まない。手に持つものは「持ち道具」、身につけるものは「帯道...

糸針(いとはり)

装束を着ける際に用いる裁縫セットのこと。装束の着装にあたっては、要所要所を糸で綴じ付けて着崩れを防い...

面紐(めんひも)

面(おもて/めん)を演者の頭部に固定するために使う組紐のこと。しっかり結べてゆるみのこない絹製で、形...

木曽檜(きそひのき)

長野県南西部、木曽地方の森林から産出する檜のこと。薄桃色の美しい木肌で香りが良い上、木目が素直で加工...

打杖(うちづえ)

小道具のひとつ。鬼や龍神の役が持つ細めの杖。長さは60センチ程で、先端がT字型になっており、全体に錦...

張盤(はりばん)

稽古や申し合わせの際に、大鼓、小鼓、太鼓の代わりに打つ木製の盤。ケヤキなどの堅い材質の木で作られるこ...

翁飾り(おきなかざり)

式三番(翁)を上演する際に、揚幕の奥にある鏡の間に設える祭壇のこと。流派によって異同があるが、上段に...

一畳台(いちじょうだい)

舞台に持ち出して据え置く作り物のひとつ。木製の台で、大きさは畳一枚分、高さは約7寸(約20センチ)。...

狂い笹(くるいざさ)

何事かがあって狂い乱れている人物が、その状態を象徴するように手に持つ笹のこと。子を失った母親がシテの...

鐘引(かねひき)

能「道成寺」で舞台中央に吊り下げられる「鐘」は能の作り物の中で最大で、相当の重量がある。この「鐘」に...

中啓(ちゅうけい)

能・狂言では立方から、囃子方、後見、地謡に至るまで、全ての演者が扇を携えている。扇には「中啓」と「鎮...

常の扇(つねのおうぎ)

能・狂言では立方から、囃子方、後見、地謡に至るまで、全ての演者が扇を携えている。扇には「中啓(ちゅう...

面当て(めんあて)

演者が面をかける際にあたり具合を調整する当て物のこと。綿を布などで小さく包んだもので、面裏の額・両頬...

色無し(いろなし)

能・狂言では、単に「色」と言えば赤い色を指す。例えば女役の装束や扇について、赤い色が入らないものを「...

色入り(いろいり)

能・狂言では、単に「色」と言えば赤い色を指す。例えば女役の装束や扇について、赤い色が入ったものを「色...

物着(ものぎ)

舞台上で演者の扮装を変えること。装束の一部を替えたり、烏帽子(えぼし)などの被り物をつけたり、さまざ...

床几(しょうぎ)

シテ方、ワキ方、狂言方が舞台で腰を掛けるとき等に用いる「鬘桶/葛桶(かずらおけ)」のこと。高さは約5...

仕舞(しまい)

シテの所作の見どころを抜き出して紋付・袴姿(裃(かみしも)姿のこともある)で舞う上演形式。囃子は入ら...


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